ツバメの巣って本当に食べれるの!?ツバメの唾液で作られる驚きの高級食材

スバメの巣が食べれるということは聞いたことがあるだろうか?夏の軒下につくられるツバメの巣は全く食欲をそそらないが、これを本当に食べるのか不思議な方は多いだろう。実は、中国ではツバメの巣は高級食材として位置づけられており、昔からパーフェクトフードとして重宝されていた。燕が重宝される理由について徹底分析。

軒下のツバメの巣と食用のツバメの巣は別物

軒下のツバメの巣

夏の訪れとともに軒下につくられるツバメの巣は皆さまも馴染みが深いだろう。屋根の下や軒先にツバメの巣をつくり、ツバメのヒナが巣に宿る。この巣は、親ツバメが泥や枝などをもとにツバメの巣を作るので、到底食べれるものではない。

燕の巣 食べ物

食用のツバメの巣

一方で食用のツバメの巣は、アナツバメと呼ばれる種類でマレーシアやベトナムの洞窟の中につくられる巣であり、日本では採取されていない。この食用のツバメの巣は、ご覧いただける通り、枝などは含まれておらず色は白である。それでは、この巣は何でつくられているのだろうか?

アナツバメの巣食用のアナツバメの巣

実は、このアナツバメの巣は、すべてツバメの唾液によってつくられている。ツバメの唾液を食べてるの!?と驚く方がいるだろうが、実際にそのツバメの唾液には驚きの成分が含まれており、絶大なるパーフェクトフードとして君臨している高級食材なのである。数々の名だたる芸能人もツバメの巣を愛用しており、今、非常に注目度の高い食材である。

そんなツバメの巣はどんな味がするの?

ツバメの唾液でできているツバメの巣の味だが、結論からいうと無味無臭である。全く味がしなく、かつ歯ごたえや口触りはやわらかいゼリーのようで特別な特徴はない。こんなツバメの巣が、なぜ高級食材として君臨しているのか。それは、人間の身体にプラスの驚きの効果があるためである。

ツバメの巣の成分「シアル酸」がスゴイ

ツバメの巣には、シアル酸という成分が含まれておりロイヤルゼリーの200倍も含まれている。美肌の司令塔と呼ばれており、コラーゲンやヒアルロン酸など美肌にとって重要な要素を体内の必要なところへ誘導してくれるため、シミ、シワ、たるみなどに対する美容効果を促進する。また、シアル酸には神経刺激作用があるため、育毛効果もあるといわれており、育毛剤などの開発にもシアル酸が使用されて注目されているのだ。

参考:ツバメの巣の美容効果とは?驚きの4つの美容効能をご案内