Search Console のインデックス ステータス「データの異常な欠損」とは?

海外を中心に話題となっているSearch Console(サーチ コンソール)上のステータス「データで異常な欠損が見つかりました」。公式情報を読み解いて簡潔にまとめてあるので、「インデックスに何か悪影響があるのでは?」と思っている方は、ぜひご覧いただきたい。

ステータスに「データで異常な欠損が見つかりました」が表示されている

まず、ご自身のSearch Consoleを確認してほしい。以下のようなインデックス ステータスにて以下のようなエラーの表示がある方は読み進めほしいが、この表示がない方は何も影響受けてないので安心して良い。

データで異常な欠損が見つかりました

ステータスはレポート上の問題であり、インデックスに関わる問題ではない

日本語のエラーの文言だけでは、「ただのレポート上の問題なのか」それとも「インデックスに重大な問題が生じてしまったのか」判別できない。しかし、話題沸騰になっている英語のSearch Console 公式フォーラムやバグを報告する Google 公式ページ(英語のみ)を読み込むと徐々に理解できてくる。

search_console_help

Search Console ヘルプより引用)
本件は、「2016年5月15日にのみ単発で発生した事象であり、その日のみインデックス数が減っているようにレポートされている可能性がある」というもの。つまり、あなたのサイトやSEOに生じている問題ではなく、レポートの表示上の問題でしかないということだ。
英語のフォーラムでは、その日以降、インデックス数が低減しているという見解をもっている人もいるが、それはこのバグ報告とは別物なので注意が必要だ。