「このサイトへの接続は完全には保護されていません」の意味と対処法

ウェブを閲覧中にURLバーにビックリマークが表示されて「このサイトへの接続は完全には保護されていません」が表示されていることをみたことはないだろうか?実は、安全なウェブ環境を保つために重要なメッセージなのだ。

「このサイトへの接続は完全には保護されていません」の意味

ネットワーク接続時に問題がある場合に、Chrome でアラートが表示されるものである。具体的には、ウェブにアクセスした際に、インターネットの接続環境が保護されていない場合にこのアラートが表示される。HTTPSとHTTPには大きな違いがあり、HTTPSの方がセキュリティレベルが高いウェブ接続であることを意味する。

HTTPSでアクセスできるサイトのページのファイルの一部が、HTTPで構成されているときに、セキュリティの懸念を指摘するために表示される。最悪のケースとしては、悪意のあるユーザーによってハッキングされたりしてウェブ上の情報が盗まれてしまうリスクがある。

アラートに対する対処法

ウェブ閲覧者向け

ハッカーなどに情報を盗まれる可能性があるため、アラートが表示されているサイトに、パスワードやクレジット カードなどの機密情報を入力しないようにする。アラートが表示されていなく「保護された通信」がURLバーに表示されていれば、セキュリティの高いページなので、安心していただいて問題ないといえる。

サイト所有者向け

ページの画像ファイルの一部が、HTTPの状態であることが原因として考えられる。HTTPで構成されているURLに”S” を追加して、HTTPSにすれば解決する。具体的に、HTTPであるファイルを探す方法は以下の通りである。

ぜひ、安全なウェブ環境を整えて、ユーザーが安心できるサイト作りを努めよう。