Tinder で2016年2月に導入された新機能が「メッセージでGIFが送れる」というものである。この利用をする際には、メリット・デメリットをぜひ把握していてほしい。今回は、GIFを利用する際に注意しておきたいことをまとめたいと思う。
目次
そもそも GIF って何?
GIF とは、連続した静止画像のファイル形式のことである。静止画像のファイルを連続することで動的な画像のように表現している。動画との違いは、再生ボタンを押さないでも自動的に動画のようなダイナミックさを演出できるという点である。
以下が、GIF ファイルの例である。静止画よりもより直感的に訴求力があり動画よりもカジュアルに動きが表現されていることがわかるであろう。
Tinder で GIF を送れるように
これまでは、Tinderのメッセージで絵文字や画像が送れないので、テキストのみで表現するしか方法はなかった。そのため、会話の展開は、すべて自分の言葉のセンスに依存していたのだ。
今回は、文字とともに予め Tinder サイドで用意された GIF ファイルを送信できるようになった。LINE でいうところのスタンプをイメージしてもらえば良いだろう。イラストよりのスタンプが動く写真になったと考えてもらえればわかりやすい。
以下がその GIF ファイルを送信した例だ。(スクリーンショットのため動きはないが、実際の画面は、上の例のように画像が動いている)
GIF を送ることのメリット
文字のみでは伝えきれない喜びや興奮、悲しみなどを表現できることが大きなメリットと言える。
現に実際に、筆者も使ったがいままで緊張感のあったメッセージが、少しカジュアルになったことを感じる。バリエーションが多いので、うまいタイミングでうまい GIF を選んで送信することで会話が弾むであろう。
GIF を送ることのデメリット
相手が日本人の場合は受け入れられない可能性がある
ここで注意したいのは、現在(2016年)用意されている GIF はすべて西洋人が主人公であるということ。そのため、表現が日本人よりもポップだったり少しばかりセクシーすぎるものもある。相手が日本人の場合、選ぶ GIF がいきすぎたものであると、引かれる原因になるのでこの点は気をつけたい。
タイミングや選ぶ GIF を間違うと大変なことになる
動きがあったり実際の写真をもとにして作成されている GIF は、LINE のスタンプよりも表現力が豊かで訴求力が強い。そのため、少し間違えた GIF を悪いタイミングで送ってしまうと相手の気分を大きく概してしまう。スタンプ返しなどが通用しないので、1人に対して、一回くらいに利用を制限するなどして、過度な利用やノリでの GIF 送信は気をつけよう。
また、LINE スタンプと同様に GIF をクリックしたらすぐに送信されてしまい、それを取り消すことはできない。筆者も間違って送信していまい、すぐにアプリを閉じたり電源を切ったりしたが、送信してしまった GIF を取り消すことはできなかった。
少しスレッドの読み込みや操作性が遅くなる可能性がある
GIF の特徴として、データが重いことがあげられる。普通のスタンプは利用するファイルの容量が低い一方で GIF は静止画の集合体であるためデータが重くなる傾向にある。一度 GIFを送信したメッセージは、次に立ち上げた際などに読込に時間がかかることが考えられる。私自身は、一つのスレッド(1人のメッセージ画面)に、最大でも一つの GIF しか利用していないため、あまり気にならないが多用したらしただけ操作性が落ちると思っておこう。